不滅のLIAR!

ふと気付けば、暗闇にぽつりぽつりとコンビニやガソリンスタンドの明かりが見え始めていた。


間もなく俺の住む町に入る。


でも牧場まではまだ夜の6時にはほとんどの店が閉まってしまう小さな商店街を抜け、更に山へと向かわなければならない。


町が近いというのに他に走る車も見当たらず、注意して気をそらさないとすぐにさっき俺を追い返したリンの顔が目に浮かんでしまう。


「……駄目だ。俺また泣く……」


一度緩んだ涙腺は完全に制御不能に陥った。


俺ってこんなに泣ける人間だったのか……。知らなかったな。


どうにか牧場までには落ち着きたくて、照れ臭そうなあの日のリンの笑顔を思い浮かべた。