「…なあつる葉、お前の親元には金をちゃんっと 送っておいてやるから」

男はつる葉ちゃんの耳元で囁く。

「でもっ…でも私……」
つる葉ちゃんは震えていた。

「楼主はいいって言ってんだよ!…早くいくぞ!!」
男はつる葉ちゃんの手を掴み、外に引きずり出そうとする。

私は、見てられなくなり、男の前に飛び出した。

「ちょっと!嫌がってるじゃないの!!」
「なんだお前?」
男が私をギロリと睨む。
私の二倍くらいある男だ。

私を脅かすには十分だ。
……でも、ここで負けてられない