朝 9時家の電話が鳴った
私 出て良いよね?



今 社長居ないし




「はい。永瀬です。」




「もしもし?      彰人居る?」




女の人の声
どきどきしながら



「どちら様ですか?」



「玲子って 言ったら分かるわ。」



「少々お待ち下さい。」




急いで社長を呼びに行く
軽くノックをして



「社長 玲子さんからお電話です。」




「あぁ。」




出て来て 私の横を通り過ぎた