「佐々木君。コウは悪い人じゃないので、嫌わないでくださいね。」 「――あぁ。」 ふぅ。良かったです。 ―――コウは結構口がキツいから、昔から嫌われる体質だったんです。 小学生の頃はいじめられてたとか…。 そんなコウを心配してる、って叔母さんから聞いたっけな。 だから中学生になったときにコウを知ってる人がいない学校に転校したらしい。 …たぶん東京の中学校でも上手くいかなかったんじゃないかな。 だから私の中学校に行くことを勧めたんだと思う。