君は特別です。





机を運んでいる俺の横に篠崎晃哉が寄ってくる。





何だよ!! こっちくんな!!





思わず本音が出そうになったが、頑張って喉の奥の方で止める。






そんなこと言ったらまた山田がうるさいんだろうなって考えたから。





そんな俺の努力をかき消すように奴が耳元で話しかけてくる。





「ホントに嫌そうな顔だな。そんなに俺が嫌いか??まぁ、馬鹿そうなお前はどうせ未桜と俺との関係を怪しんでるんだろ??まぁお前が未桜を好きでも、未桜はお前を嫌ってるだろうがな。」





あぁ……?? こいつなめた性格してやがる。しかも、言うこと当たってるし。俺が篠崎を好きだってことも…。





俺はなりふり構わず拳をつきだした。