チュンチュン...
「ん~朝か~」
今日から新学期!
中3と言う大事な時期幸せ平凡に過ごしたいな~
「美嘉~遅刻するわよ~」
「あ!はーい」
私の名前は前島美嘉。いたって普通の中3。片想いは散々したけど本気な恋をした事が無い。
「行ってきまーす」
ふぅ~今日から新しいクラス!友達沢山できるかな~?
「美嘉~!おはよ~」
「あ!千佳!おはよー」
私の親友高城千佳。恋愛には興味ゼロ。
「あ~クラス同じが良いねー」
「そーだねー美嘉と中2ん時仲良かったしなれるよ!」
さ~なん組かな~?1組____ない。2組____ないずっと探してもない______
「千佳なん組~?」
「5組だった~。美嘉はね───7組!だよ!ほら」
「本当だ~クラス離れたねー(T-T)仲良い子いないし最悪かも(-_-)」
「ファイト~!んぢゃまた後でね~」
「ん、バイバ~イ」
さーってと体育館行かなきゃ!仲良い子見当たらないし1人で行こ~
キャッ!
「いったーい!ゴメン!大丈夫?」
「大丈夫!こっちこそゴメン!」
あ!一番会いたくない人にぶつかっちゃった…
そ───高橋亮介。
春休みにコクって見事に振られた。
「って居ないし。ヤバっ遅刻しちゃう」
わ~人沢山いる~7組どこだ~?
「ねーね出席番号何番?」
「あっ!えっと23番」
「じゃあ私の前だね!ヨロシク!!私は高田未来」
「うん!ヨロシク!私は前島美嘉。」
早速友達できた~よかった!
「ねーね美嘉ちゃんってさー好きな人いる?」
「え…っと、いるっちゃいるかな?」
「えー誰~?!」
「誰でしょ~」
私は振られたのにまだ好きでいた。
───これが私の本気で好きになった彼。───