5年前、龍斗に聞いた過去が私の中に甦った。
涙を流しながら聞いたあの日……
初めて見たあなたの弱さ。
そして今、私の目の前には真剣にぶつかっていく龍斗の姿がある。
私が知る強いあなたの姿が…
鋭い眼差しの中にどんな想いが隠されているの?
私はその瞳に一瞬でも写ることができたのかな…
戦う姿は格好良くて私には龍斗しか見えなかった。
その姿に自然と笑みがこぼれてくる。
ヒーローのスーツもモンスターのスーツも身にまとっていない龍斗は、客席から突如現れた正義の味方のようで……
太陽の下で見る龍ちゃんの姿はあまりにも眩しかった。
でも目は閉じないよ。
あなたの姿をこの目に焼きつけたいから…

