「うん…彼女ていうか…… 俺、結婚したんだよ。 奥さんも子どももいる…」 真っ白… 頭の中も目の前も真っ白。 龍ちゃんの顔さえ見えないよ… 言葉が見つからない。 この衝撃をうまく言葉にできない。 ただ、心臓がドクドクドクドクと早鐘を打つ。 その音は龍斗にまで聞こえてしまうんじゃないかと思うほどだった。 あのとき頭に浮かんだ“色々”の答えが合っていたんだ。 “色々” そう言われたとき… そして朝の5時にメールが入ってきたとき、ある考えが頭をよぎった。