Dear HERO[実話]



龍斗の首元に光るネックレス…


私に見えるように手を添えている。

そう、5年前私が龍斗にプレゼントしたあのネックレスだ。


ニッコリ笑って、今でもちゃんと付けていることを主張するように見せてくる。




「なん…で…何で…今も付けてるの?」



思わず声になってしまう。

困惑と疑惑の目を龍斗に向けた。



「何でって…おまえそんなこと言う?」



言うよ…普通言うでしょ?


私がプレゼントしたネックレスを今でも付けていてくれるなんて…

誤解しちゃうよ。
期待しちゃうよ。


この3年の間も私はずっとあなたの傍に居たんだ。


龍斗が今でもネックレスを付けていてくれること。

信じられない気持ちがありながらも、やっぱり嬉しかった。


一瞬にして3年前に戻ったような気分になる。