「………」 そっか… うまくいってないって言っても彼女いるんだ。 そう…だよね… 一緒に居て楽しくて優しい秀に彼女がいてもおかしくない。 逆に秀以外の人には居ないのが不思議かも… だけど内心は秀のことが気になりはじめていただけにショックだった。 たった数分で失恋した… だけどこのショックはこの日だけでは終わらない。 終わらないんだ…。 この記憶がさらに私の奥深くに刻まれることになる。 それが分かるのはまだずっとずっと先のこと…。 何年も何年も後のこと…。