龍斗と過ごした大晦日。
お互いの過去を知ったあの日から4年。
龍斗のアドレスが変わっていることが分かった日からちょうど一ヶ月が経っていた。
私なりに心を整理し、けじめをつける。
たった1通のメールさえ、もう繋がらない…
そう思っていた。
~♪~♪~♪
夕食を食べ終え、テレビを見ているとテーブルに置いていた携帯が鳴った。
***-123**@***.**
…………?
それは、登録されていない初めて見るアドレス…
でもなぜかそのとき胸がドキッと反応した。
恐る恐る携帯を開く。
「………っ!」
【携帯変えました
登録お願いします
榊 龍斗】
そこには龍斗の名前。
…え……龍…ちゃん?
…ウソ……
携帯が変更になった連絡だけのメール。
それだけの内容なのに、何度も読み返した。
ほんとに?ほんとに龍ちゃんなの?
もうこの携帯に龍斗の名前が表示されることはないと思っていた。

