恋花火 ~恋は甘く切ない~



「ちょ、ちょっと!他に言うことないわけ?」


「何もねぇよ。それが普通」


何さ、クールに決めちゃって!!


たしかにそうだけどさ、もうちょっと褒めてくれてもいいんじゃない?


「うん、まあそうだけどさ」


もっと褒めてもらえると思ってたからちょっとショックかも。


明らかにテンションが下がったあたしを見てか、丹後くんはあたしの手をぎゅっと握ってきた。


何さ……。


あたし、怒ってんだからね?