「へー。じゃあ俺、クラスの女子と行こうかなー」 丹後くんがあたしの反応を面白がるように言う。 冗談だと思うけど、他の女の子と花火大会行くなんて絶対ダメなんだから! 「嘘ですごめんなさい!妃紗と一緒に行かせてください!」 「ふっ。行かせてくださいってなんだよ」 そう言って丹後くんはまた、あたしを馬鹿にしたように笑う。 何か今日のあたし笑われてばっか……。 でも……幸せだなぁ。 だって最近、全然丹後くんと話せてなかったし。