「花火大会か〜」 あれから数日。 丹後くんとはゆっくり話せる時間がなくて、まだ話し合えていない。 でも間近にせまった花火大会に丹後くんを誘って、一緒に行こうと思ってる。 そこで、話せたらいいなって思うんだ。 「いいじゃん!誘ってみなよ!」 璃香さんにそのことを言うと、嬉しそうにそう言った。 その日の放課後。 あたしは自分の教室で丹後くんを待っていた。 今日は一緒に帰れるらしく、教室で待ってろっていうメールが来てた。 久しぶりに一緒に帰るから、何か緊張するかも。