「そんなの、いいわけないじゃん」
「だったら……!」
璃香さんは、あたしの気持ちを考えたことがある?
あたしはそれを知ったらきっと傷つく。
だから、怖い。まだ終わりたくないし、終わらせたくない。
傷つくのはもう嫌なの……。
璃香さんにはきっと、妃紗の気持ちなんてわかんないよ。
神谷くんは璃香さんのことを大事に思ってて、浮気なんてしないし悩んだことなんてないでしょ?
いつも幸せそうにしてて……神谷くんの話をあたしにしたり。
そんなの、無神経すぎる。
だから、そんな璃香さんの態度にイラッとしたあたしはつい璃香さんに怒鳴ってしまった。

