「ちょっと妃紗ちゃん、どういうこと?」
丹後くんのクラスを出て、下駄箱に向かおうとしたら璃香さんに引き止められた。
「どういうことってどういうこと?」
何を聞かれているのかわからない。
いきなりどういうこと?って言われてもね。
「だから、あんたら倦怠期なの?」
その言葉で、丹後くんのことを言われているのだと気づく。
璃香さんはさっきの会話聞いてたんだ。
でも、倦怠期って……。
まあ、あながち間違ってはないけど……。
これって、倦怠期なの?
んー、わかんない。
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