都ちゃんは自分が相当丹後くんに嫌われてるって思っているのか、少し悲しそうにそう言った。
「あ、でも。妃紗は丹後くんと話してる?ちゃんと」
都ちゃんは思い出したかのように言った。
や、あたしはそれなりに話してると思う。
毎日ではないけど一緒に帰ったり、廊下で会ったら話したり……。
でも、それがどうかしたのかな。
「妃紗はたまにしゃべってるけど、ただそれだけなんだよね」
ほんとに、そうなんだよね。
一緒に帰っても大したこと話さないし、ほんとに仲のいい友達って感じ。
「あー、もう。アンタら見ててイライラする!早く告りなよ、妃紗!」
いきなり都ちゃんが立ち上がって、苛立ったような声で言った。
「えっ……?イライラする?えっと……えっ?」
あたしは言われたことがいきなりすぎてわけがわからなくなってしまった。

