「はあ・・・・・・」 あれからあたし達はずいぶん走った。 息が上がるほど。 あたし達はとりあえず近くの公園に来たんだけど、もう大丈夫みたい。 別に追いかけられてるわけじゃないから大丈夫なんてことは関係ないんだけど。 「あ!」 あたしさっき咄嗟にコイツの腕つかんじゃったけど・・・・・・。 この人連れてきちゃった! あたし1人で逃げればよかったのに・・・・・・。