ただこの空気が耐え切れない




どうしよう





どうしよう





「霖ちゃんさ・・・」




自分の事で頭がいっぱいで平野くんが呼んだことに気が付かなかった




「霖ちゃん!」




「え。」





気が付けが私は平野くんを置いて先を歩いてた




「霖ちゃん・・・僕って迷惑かな?」




「え?」




「僕はこんなに霖ちゃんが好きなのに」





なんでそんな寂しそうな顔するの?





まるで迷子の子犬のように