「何、あんたらはloveなの?likeなの?」
母は地味にパニクっていて夕方からの酒をのみ始めた
私は椅子に座り事情聴取、琉斗はソファに寝転んでゲームをしている
「いやだから幻覚だって…」
「…」
馬鹿を見るような目で見ないでください…
「love」
イヤホンをしながらゲームをしていた琉斗の口から発した言葉
「っていったらどうするの?」
体制を変えずに言葉を紡ぐ
「認める訳ないわ、諦めなさい」
「…」
「まぁ、どうでもいいけど」
「は?」
「母さんは何で認めないの?社会的に?」
「あなた達は血が繋がっているのよ?」
「既に存じ上げておりますが」
「あんたムカつくわね」
お母さん、ごもっとも