尚也君の細く長い指が銀盤を滑るように動く。
彼の指先から奏でる旋律が私の琴線に触れ、全身を震わせた。
曲が終わり、私は彼の曲を称えて拍手を送る。
「!?お前…いつの間に!!?」
尚也君はバツが悪そうに眉間に皺を寄せた。
「何…勝手に俺の部屋に入ってんだよ!?」
尚也君はあからさまに嫌悪感を示して、怒声を浴びせる。
「これ返そうと思って…」
「…お前も要らないのか…」
尚也君は私が返す前に手元から包みを奪い取ってそばにあったゴミ箱に捨てた。
「し、尚也君…!?」
彼の指先から奏でる旋律が私の琴線に触れ、全身を震わせた。
曲が終わり、私は彼の曲を称えて拍手を送る。
「!?お前…いつの間に!!?」
尚也君はバツが悪そうに眉間に皺を寄せた。
「何…勝手に俺の部屋に入ってんだよ!?」
尚也君はあからさまに嫌悪感を示して、怒声を浴びせる。
「これ返そうと思って…」
「…お前も要らないのか…」
尚也君は私が返す前に手元から包みを奪い取ってそばにあったゴミ箱に捨てた。
「し、尚也君…!?」



