私も医者の娘。
綺麗には折れなかったけど…意識の戻らないお兄ちゃんの為に折り紙で千羽鶴を折った。
千羽は折れなかったけど…
折れた分だけ糸で吊るして彼の病室に届けた。
それから毎日…鶴を届けた___
それから2日後…
ようやく…お兄ちゃんが意識を戻して私の顔を見つめた。
「この鶴は…お嬢ちゃんがに私にくれたのか?」
「うん…よかったぁー」
私は安堵して瞳に涙をうるうるさせる。
綺麗には折れなかったけど…意識の戻らないお兄ちゃんの為に折り紙で千羽鶴を折った。
千羽は折れなかったけど…
折れた分だけ糸で吊るして彼の病室に届けた。
それから毎日…鶴を届けた___
それから2日後…
ようやく…お兄ちゃんが意識を戻して私の顔を見つめた。
「この鶴は…お嬢ちゃんがに私にくれたのか?」
「うん…よかったぁー」
私は安堵して瞳に涙をうるうるさせる。



