ONLY YOU~年の差結婚の秘密~

俺は二人の背後に立って黙ってスマホを覗き見た。



アイツの隠し撮り写真を見せ合いながら自慢大会。


やっぱり…こいつら危険人物だーーー・・・



「勝手に覗くな!尚也」


「刑事のクセに盗撮していいの??」



「うるさいなぁ」

佑介は切れ長の鋭い目で俺を睨み返す。反省の欠片もないその不遜な態度に呆れる。


「佑介兄さんも色々と事情があるのよ」


「お前だって同じ穴の狢だろ?千歳」



「俺はまだ…大丈夫よ。これなんて見てよ…昨日…陽那ちゃんの了解を得て撮った写真…可愛いでしょ??」