「ほっぺにクリームが付いてますよ…」


私は敦司さんのほっぺに付いた生クリームを指で拭った。



「…子供みたいですね…」


「つい…美味くてガッついてしまったからな…」



「ふふっ」



「…お前だって唇にクリーム付いてるぞ」



「嘘っ!?」




私はティシュで拭き取ろうとティシュBOXに手を伸ばしたけど…



「私が取ってやる…」



私の顎を指で摘まみ上げてキスを落とした。



敦司さんの唇が私の唇のクリームを拭った。