「それでも…私は敦司さんの誕生日を祝いたいんです…」
佑介さんと千歳さんに相談して敦司さんの好きなケーキだって訊いたのに…
「…私…敦司さんの為に…ケーキだって作ったんですよ」
「私にケーキ?お前の手作りケーキか?」
「はい…亡くなられたお義母様も敦司さんの誕生日には作られていたとか…敦司さんの好きなケーキは苺のケーキですよね」
「まぁ…そうだが」
敦司さんはテレ臭いのか…私から顔を逸らして視線を泳がせる。
佑介さんと千歳さんに相談して敦司さんの好きなケーキだって訊いたのに…
「…私…敦司さんの為に…ケーキだって作ったんですよ」
「私にケーキ?お前の手作りケーキか?」
「はい…亡くなられたお義母様も敦司さんの誕生日には作られていたとか…敦司さんの好きなケーキは苺のケーキですよね」
「まぁ…そうだが」
敦司さんはテレ臭いのか…私から顔を逸らして視線を泳がせる。



