「・・・メールではなく…言葉で言って下さい…」



「それは何かの罰ゲームか?陽那」




「…いえ…私が言って欲しいから…」



「ここでは言えない…後で言ってやるから…許してくれ…」




私は陽那に頼み込んだ。



「…ちゃんと言って下さいね…敦司さん」



「…私は病人だ…また…寝込んだら…お前…責任取って…私の代わりに仕事をしてくれ」



「仕事は出来ないけど…看病ならしますよ…ふふ」



「…ふっ」



陽那の笑いに釣られ私も笑った。