その少女の名前と同じ陽那に惹かれるのは…そのせいかもしれない。




「その女の子は私だよ…敦司さん…」



「えっ!?」



「私が鶴を折って…あなたにあげたの。あなたは私に金平糖の沢山入ったボンボニエールをくれた」




「陽那お前が…あの時の…!?」




「うん…私のお父さんが敦司さんの怪我を治療したんだよ」