ONLY YOU~年の差結婚の秘密~

円さん…私が下手に出てるからって言いたい放題。



頭取夫人だって…全く認められていないのが悔しいーーー・・・



ホテルのクロークに荷物を預けて2階のショッピングモールに足を向ける。



「選んで…」



円さんは横柄な口振りで吐き捨て、ソファーに座り込んだ。




「私はここに居るから…」



「はい」


とりあえずは私の好みで選んでいいらしい…




私はパーティドレスを何着か選んで円さんに見せに行った。



「…これはダメ…これもダメ…うーん…これはキープかな?…もっと値は張ってもいいから…高いドレスを選びなさい!」




「はい」