帝様のパーティに出席するコトのできるお兄ちゃんは王子様なんだと思っていた。
結局、お兄ちゃんの名は教えてもらえず…その日の晩に退院。
ボンボニエールが私と彼を結ぶんだ唯一の品。
それから私の中で彼は『金平糖の王子様』と命名された。
12年の時を経て…私は彼の名前を知った…
ーーーー伊集院敦司…
それが王子様の名前…
忘れかけた初恋と大切に一粒一粒味わって食べた高貴な金平糖の甘さが口いっぱいに広がった。
結局、お兄ちゃんの名は教えてもらえず…その日の晩に退院。
ボンボニエールが私と彼を結ぶんだ唯一の品。
それから私の中で彼は『金平糖の王子様』と命名された。
12年の時を経て…私は彼の名前を知った…
ーーーー伊集院敦司…
それが王子様の名前…
忘れかけた初恋と大切に一粒一粒味わって食べた高貴な金平糖の甘さが口いっぱいに広がった。



