ONLY YOU~年の差結婚の秘密~

「ボンボニ…何が入ってるの?」



「開けてみれば…判る」



お兄ちゃんの声は苦しげだった…


傷が相当痛む様子。



「大丈夫?」



「私はいいから…開けなさい」




「うん」




私はお兄ちゃんに急かされて箱を開けた。


白い包みの中を開けるとカラフルな金平糖が詰まっていた。



「…これは今の銀龍帝様が即位されたお祝いのパーティで出席者に配られた記念品だ…とっても高貴な物だけど…君にあげるよ」