チャラい尾口先輩は軽い感じで口を開いた。
「いやね、オレのいとこの家が海の家やっててさー、いつもオレと夕里は手伝いに行ってんだー
それで篠山も一緒にどうかなーって思ってさ」
喋り方がすごくチャラい。
芹田先輩の方がまだまともな喋りをしてるように感じる。
結局先輩もチャラいけど。
にしてもなんで初対面の私に海の家のお手伝いを頼むの?
毎年先輩と行っているのなら、今年もそうすればいいのに。
「…あの、なんで私なんかを誘うんですか?」
疑問をそのままぶつけてみた。
すると尾口先輩は少し照れたように、頭を掻いた。
その頬は少し赤いように見える。



