女性の視線が私に向いた瞬間、女性は目を丸くして私を見てる。 私の今の姿を見られたくなくてサッと先輩の背後に隠れて先輩の制服の袖を掴む。 先輩が私の行動にふっと笑った声が聞こえた。 「…そこちょっと借りるよ」 女性に一言そう言って、「行こ?」とまた私の手首を掴んでどこかに連れて行く。 女性は首を傾げて視線で私達を追いかけたが、 「…あの子、誰?ま、いっか」 女性はあっさりと切り替えすぐに待たせていたお客さんに向かっていった。 それを見て私も目線を前に戻した。