ヒトのテスト見て笑うとか、失礼じゃない?
私以外にも追試の人、たくさんいるんだから。
先輩に私も含めて、追試の人全員に土下座してほしい。
「…あ、や、ごめん……ふふ、李一人でテストに話しかけてるから……その…可笑しくって……はははは…!」
お腹を抱えて笑う、先輩。
なるほど、この人は私を笑いに来たのか。
こいつはテストきっと出来てないだろうから、笑ってやろうと思ってきたんだ。
…最低。恥を知れ、チャラ男。
笑ってる先輩をずっと睨む。
涙目になりながら、先輩は笑いを抑えてやっと喋れるようになった。
「李を笑いに来たんじゃないよ?
教室に来てみたら、そんなことしてるから…つい……」
また笑いそうになってる。
蹴り飛ばしたい、今すぐに。



