「...李ちゃん!!よかった、気がついたんだね」
ほっと安心したように息を吐く雪菜ちゃん。
見たところ雪菜ちゃんはあれから変化がない。
よかった。
雪菜ちゃん、怪我してないみたい。
私もほっとして、雪菜ちゃんを見て微笑む。
「...おい、夕里!!やめろ!お前が殴ったら、こいつらと同じだぞ...!」
チャラ男2号先輩こと尾口先輩の大声が聞こえた。
どうしたんだろう...
気になって体を雪菜ちゃんに支えてもらいながら、起こす。
すると驚く光景が広がっていた。
「...せんぱ、い...?」
先輩が尾口先輩に押さえられていた。
でも先輩は尾口先輩を引きはがそうと、暴れている。
何で先輩があんなに暴れているの?



