だんご虫ヒーロー。




李ちゃんの頬に衝撃が当たり、李ちゃんは数メートル先の地面に叩きつけられる。



何が……起こってる、の?



恐る恐る顔を上げる。



そこに拳を握って立っていたのは、李ちゃんに突き飛ばされた金髪の男。



表情からかなり怒ってるのが分かる。



そ、それよりも李ちゃんは……!?



飛ばされた李ちゃんを見た。
李ちゃんは起き上がる気配がない。



「……李ちゃん…!李ちゃん!!」



慌てて立ち上がり、倒れてる李ちゃんに駆け寄る。



でも手首を掴まれて、李ちゃんのとこには一歩届かなかった。



「……許さねぇ……!
お前らタダじゃ帰さねぇ……!!」



ギリギリと手首を締め付けられる。



痛い…さっきよりも痛い。



やっぱり、もうダメなんだ私。



李ちゃんが助けてくれても、結局は八つ当たりした罰として私は痛い目見ないとダメなんだ。



また男の拳が振り上げられた。



もう…だめ……!