大丈夫、心配ないよって言ったのは雪菜ちゃんが振られるなんて思わなかったからで。
なんて今の雪菜ちゃんに言っても、言い訳にしかならないことくらい分かってる。
何も言えずにいる私を良しとしてか、雪菜ちゃんはどんどん言葉を紡いでいく。
「…どうせ分かってたんでしょ!?
私が振られるって分かってて、わざと大丈夫だよなんて言ったんでしょ!?」
……それは違う。
それだけは言い張れる。
違うって否定出来る。
「…それは違うよ!私は雪菜ちゃんの告白が絶対成功すると思ったから、大丈夫って言ったんだよ!」
違うって言い切っても自分の言葉を聞き返せば、結局言い訳にしか聞こえなくて。
更に涙を流す雪菜ちゃん。
そして顔の歪みも更に増す。



