『……えっ?あのバイクの人って先生なん!?』 真堀先生の思いもよらない発言に、一瞬わけがわからなくなった私は間の抜けた声をだした。 先生はそんな私を見てハニカむように笑う。 『俺やで。7日は結城さんと休み時間被って、一緒に練習してたねん。』 『本間に!?先生すごい!メチャかっこよかったで!』 やっと理解できた私は、思わず大きな声を出してしまった。 先生は頭をかきながら私を見て、また照れくさそうに笑う。 『何かそんな言われたらハズいゎ。でもありがとうな♪』