Lover dance ~運命の恋~


少し走って大分運転に慣れてきた。
私はまだビクビクしながらも、最初は上手くできなかったギアチェンジをしながらコースを走れるようになった。


『先生っ!海奏メッチャ上手くなったんちゃう?』

『うん、大分慣れてきたみたいやな!若いで飲み込みが早いなぁ。』

喜ぶ私に少しおどけながら先生が答える。

『若いって、先生かて若いやろぉ?海奏とそこまで歳変わらんのちゃぅん?』

思わずつっこむ私に先生が苦笑いをした。


『何言ってんの!俺29ゃでぇ!もぅすぐ30ゃし、おっちゃんゃゎ(笑)』