『付き合ってないでぇ!俺と海奏ゎ兄妹みたいなもん♪』 『そうそぅ♪海奏、ちゃんと彼氏もいるし!』 笑って答える私たちを見て、結城先生は少し驚いた顔をした。 『そうなんや。俺はてっきり二人は付き合ってると思たゎ!』 そう言って拓の頭をポンッと撫でた。 それからしばらく3人でバイクの話。 はしゃぎながら質問する私と拓に、結城先生は嬉しそうに話してくれた。