『ぷゎっ!何すんの!もうっっ!』


お湯のかかった顔を拭い、私も冬也にお湯をかけ返す。


『わっ!ゴメン、ゴメン。(笑)でもマヂで教官とか好きにならんといてや?』


そう言ってまた心配そうにして私の頬に触れる冬也。


冬也と付き合って3年。私は浮気どころか、他の人に目がいく事すらなかった。

そもそも私はそんなに目移りしないし。

冬也の前に付き合ってた子達の時だって一度もそんな経験はない。

だから私は冬也が心配する理由がわからなかった。