『一緒に入るん久々やなぁ!海奏、明日から教習所やろ?』 湯船で後ろから私を抱き寄せる冬也の腕に少し力が入る。 振り返ってみると、冬也が心配そうな顔で笑いかけてきた。 『冬也どうしたん?なんかあった?』 私は体を冬也に向き直して、心配そうな目を見つめた。 そしたら冬也はすぐにいつもの笑顔に戻って 『なんもないっ!変な男に引っかかんなよ!』 って私の顔にお湯をかけた。