あれから、何度か教習所に来てるけど真堀先生が担当になることは一度もなかった。 なんとなく恥ずかしくて指名をすることもできない。 とは言っても教習所に来ればいつも先生と話ていた。 いつもどちらともなく声をかける私たち。 ただ挨拶と少し話すくらいで、長い時間話すことはなかった。 私は待ち時間の度にバイクに乗る先生を見つめて過ごした。