『―――と言う訳なんスよ!俺、そんなにキツく注意してないんですけどね…。』 一通り説明を終えた真堀先生は、結城先生を見て首を傾げる。 結城先生は顎に手をあてて、しばらく何か考えてから口を開いた。 『お前そんな風に生徒の事で注意するんとか初めてとちゃう?』 『えっ?どうゆうことっスか?』 結城先生の言葉に、真堀先生はさらに首を傾げる。 私も意味がわからなくて同じように首を傾げてしまった。