Lover dance ~運命の恋~


私は慌てて弁解しようとして、思わず立ち上がった。

『違ッ!考え事してて…イキナリ目の前に!
えっ、だから!そんで!あぁぁー!』


プッ!

両手をブンブンして慌てる私を見て、先生は笑い出した。


『アハハ!鈴本さん、おもろすぎやわ!焦りすぎやろぉ!』

『えっ?あっ…いや、ごめんなさい…』

お腹を抱えて笑う先生を見て、恥ずかしくなった私は少し俯いた。