『…?優しいけど…何!?』 そのまま話出さないたっちゃんに思わず身を乗り出して聞く。 『何もない!真堀さんは普通に優しいし!ほらっ、教習の続きすんで!』 少し間をおいてそう言うと、たっちゃんは私にデコピンをした。 『いったぁ!何なん!』 『だから何もないって!早よしなチャイムなってまうで!』 その一言で言い返せなくなった私は大人しく教習に戻った。