『落ち着いた?どもない?』 先生の声でハッと我にかえった。 『あっ…はいッ!もう平気…です。』 『よかった!無理せんようにな!』 先生はニッと笑って、必死で答える私の頭をポンポンと撫でた。 それから、たっちゃんの方に視線を移して。 『木村くん、後で俺んとこ来るように!』 そう行って走っていった。