『ほら!もぅ笑えって!海奏に泣き顔は似合わへんで!』 拓にまた頭を撫でられて私はやっと笑った。 『うん…拓、ありがとうな!』 でも頭の中では色んな事がグルグルと回ってる。 一番に浮かんだのは、やっぱり冬也の事だ。 私の中に、外食に行った日の冬也のセリフが浮かぶ。 冬也は、こうなる事を予感してたのか…。 考えるほど私には訳がわからなくなっていった。