『そうや、今日の教習は車乗ったんやろ?どうやった?』 冬也がふざけるのを止めて、普通にブランコを揺らしながら私を見る。 私はブランコに立ち乗りして、思いっきり揺らしながら答えた。 『楽しかったでぇ!海奏ちゃんと乗れたし♪』 『よかった。事故せんように気をつけなや!』 『わかってるって!冬也も拓も心配しすぎ(笑)・・・あっ!』 私はブランコから飛び降りた。 私の大きな声に驚いた冬也がかけよってくる。 『何や!どうしたん?』