2人で公園の真ん中にあるブランコに座る。 『あぁ、えらっ!俺もぅ歳やなぁ(笑)』 息を切らしながらドカッとブランコに腰掛ける冬也。 先に走り出した冬也は途中でバテて、私に引っ張られるような形で走ってきた。 私はブランコを少し揺らしながら冬也を見て笑う。 『冬也、体力なすぎ!海奏は息なんてあがってなぃで(笑)』 『アホか!海奏はダンスとかして日頃から動いてるし、それに俺より若いやろ!』 冬也は自分のブランコを揺らして、私のブランコにぶつけてくる。 『わぁ!冗談やん!ゴメンって(笑)』