結城先生が硬直した私の手から原簿を奪い取り、中を見た。 『やっぱり受けてないやん(笑)技能だけじゃ免許取れへんでぇ!』 私の顔を見て意地悪く笑う結城先生。 『学科とか車乗るんに夢中で忘れてたゎぁ…。明日からはちゃんと受ける!!』 『ちゃんとテストで点数とれるように勉強しなやぁ!授業受けても聞かな意味ないんやで(笑)』 『結城先生ッッ!海奏これでも頭いいんやで!平気やもん!』 私は意地悪ばかり言う結城先生に膨れっ面で言い返す。 すると拓が後ろで笑い出した。